5月21日 固形物以外のバイオマス
突然だが乾燥とは水や溶剤等の液体を含んだ材料に熱を加えその液体を蒸発させる事と言える。具体的は水1gを20℃、1気圧で蒸発させるには2540Jが必要だ。これを時間換算すると100W(100J/S)の熱を全て蒸発に使われたとすると毎秒100/2540=0.039g水を蒸発できる。この数字は水を蒸発させるにはかなりのエネルギーの必要性を意味する。
何故唐突に乾燥エネルギーの数字を出したかは理由がある。どうしてもやりたいバイオマスによる接続可能循環形社会構築の一端を担う微力ながらの貢献だ。化石燃料のない日本にとって代替エネルギー確保は重要だ。温暖化対策の急務な必要性は連日訴えられているが本来重要なのはエネルギー源の確保だと思っている。化石燃料たる資源エネルギーを他国に依存してる現状海外の状況にいとも簡単に左右される。だが資源確保のために日本の向かっているのは原子力であるのは疑う余地はない。原子力で怖いのが人体を死に至らしせる核を使用していることでありその放射能だ。発電後は必ず廃棄物が出る。その廃棄物処分を具体的にどう処理するかが今だ確実なる方法が取れていない。人命を奪う廃棄物処理の具体的方策が決定されぬままこのまま走り続けるのを反対するのはおかしいどころか正当だ。しかし、今現在の日本の発電エネルギーの源からすると原子力を簡単には葬り去ることは不可能だ。少しでも海外そして原子力に頼らぬエネルギー確保を目指すひとつの方法として生物資源でありカーボンニュートラルである有機物であるバイオマスをエネルギーの少量でも一端を担えればとの思いだ。だがバイオマスが担える全エネルギーからの割合からするとごく僅かだ。例えば日本全国の間伐材を燃料エネルギーへ変換したとしても全エネルギーの1%程度だと教えられた。それでもバイオマスの利活用を目指すのは従来見捨てられていた、捨てられていた生物資源であるエネルギーを活用する行為は非難される内容ではないはずだ。廃棄物をエネルギーへ変換させ従来捨てられていた廃棄物そのものを資源として使用しその行為が社会貢献に繋がると信じて止まない。
バイオマスと言っても様々種類があるが従来廃棄されていたものを利活用できればその行為は接続可能であり循環形社会形成の一翼を担え地産地消であれは地域産業を作れそして雇用さえ生み出す。
例えば半液体状の家畜糞尿、生ゴミ等を発酵させるメタンガス発酵による活用がある。その殆どが湿式でありメタン発酵槽(「消化槽」と呼ばれる)内で嫌気性発酵させ気体の(メタンガス)を発生させ、焼却あるいはタービンを回す。タービンを回せば発電ができる。発酵させることによりエネルギーを得る方法だ。発酵させた残り発酵残渣は(消化液)は堆肥(液肥等)として利用される。利用されないと汚水処理をしなけらばならない。この家畜糞尿、生ゴミ等は実は水分を蒸発させ水分率を落とすと燃料としてそのまま燃料として使用できる。だが乾燥させるエネルギーは大きくメタンガス発酵による廃棄物利活用の方法が通常取られている。メタン発酵も様々手が加えられ問題点は確実に克服されている。但し必要なのは量の確保。そして消火液、液肥利用が確実でないとそのための設備が他に必要になる。
メタンガス発酵で言えば湿式ではない乾式での方法があるとされるが実際はどうであろうか。まだまだこれからなのだろう。
しかしだ。メタン発酵させる設備に見合うだけの量の確保ができない場合はどうするか。又、家畜糞尿のみではなく他の従来捨てられていた物も一緒に処理する場合はどうするか。その場合の対応はどうしても克服せねばならない課題なのではなかろうか。自社の宣伝ではないのだが目指しているのはそこで実際既に手掛けているバイオマス乾燥ボイラーシステム。少量そして混在での燃焼でも確実に熱エネルギーへ変換でき得る設備の構築。これこそが今現在目指している方向であり小規模でしか実際対応できないからこそそうなるとも言える。
実は本来書きたかったのはこれからだ。前置きが随分長くなったのは申し訳ない。生物資源バイオマスでは固形燃料として捉えていた。廃棄物、あるいは見捨てられていた物を利活用するのは水分率の高い熱エネルギー変換できにくいもののみを考えていた。ところがだ。廃棄されるのは何も固体だけではない。他にある。それは液体だ。具体的にはここでは書けないし書かない。その液体もエネルギーへ変換できれば素晴らしいことだと勝手に自負している。何故ここで書いているかと言うとその処理の提案が同時に2件舞い込んで来たからだ。早速ある会社へ相談したところ既に手掛けていると聞いて驚いてしまった。
今現在手掛けているバイオマス廃棄物熱エネルギーへの変換構築だがその最中でありながら次なるものを既に目指そうとしている事実を書きたかったのが結論だ。前置きが非常に長くなってしまったがどうしても書きたかったのはバイオマスエネルギーはなにも固形物でだけではなく液体も存在しその処理の構築も今後手掛けて行かねばならないと心に決めている。ただそれだけだ。
又しても改良された余剰蒸気低圧蒸気仕様乾燥機。
それでは又です。
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