光陰矢のごとしであっという間に今年2010年も終わろうとしている。少々遅れましたが先ずは12月9日~11日まで行われました日本最大級の環境展示会【エコプロダクツ2010】にはたくさんご来場頂き有難う御座いました。御礼遅れて申し訳ありません。改めて頭を深く下げているところで御座います。
【エコプロダクツご来場御礼。よいお年をお迎え下さい。】ビデオです。(音楽を聴きながらお楽しみください。)
今展示会での内容を思い出しながら書くと、とにかく人だらけ、黒山の人だかりの展示会であった。小学生から年配の方まで年齢層は幅広くそれこそ老若男女が来場される展示会場だった。会場は広くそして展示出展数もかなり多く大企業の出展もかなりあり知名度があるが故にそれだけ人を集める力はあるとも言えだろう。
それではあの九州は博多の町工場のおっさんはどう対応したか。花の都東京ビックサイトで如何なる行動をとったのか。
あいつは先ずは通る人全てにA4のチラシを配ろうとした。チラシを配りそれで興味をお持ちの方にブース内に入って頂き模型、パネルを使い説明しようとした。これは従来からの展示会での対応方法でありそれが最も良い方法であるとあいつなりに肌で感じていた。ところがだ。この展示会では状況が異なる。先ずはこちらに近づく人に「火を使わない乾燥機で~す。」と声を掛けながら渡そうとする。ブース前を通るなるべく全ての方に声を掛けチラシを渡そうとする。だが、殆どの方が受けて取って頂けない。ブース前を通る方々目の前に乾燥機のチラシを差し出し手渡そうとするのだが殆ど受け取って頂けないのだ。それはあいつにとり予想外で過去の経験が全く生かされない状況なのが次第にはっきりと分かり始める。あいつは渡せないとしてもやり方は変えずに必死にチラシを配ろうとする。ところがだなかなか手渡せない。せいぜい30~40人に一人程度しか渡せないのだ。チラシ配りをしているとチラシとは全く関係なしにブース内模型そしてパネルに興味持たれる方が凝視しながらその場に立ち止まっている方がおられる。あいつはその人々に気が付くと近づきそして説明を行う。そして最後には名刺交換の運びとなる。それはチラシ配りの効果がない状況だ。それでも空いた時間はブース前を通る方なるべく声を掛けながらA4乾燥機のチラシを配ろうとする。やはりなかなか受け取って頂けない。その内ブース内パネル、模型を見入っている方に気が付きそして説明を行う。その繰り返しでチラシを手渡した方がブース内に入られるのはまれだった。当初、過去からの判断であるチラシを配りブース内での模型、パネルでの説明そして名刺交換という流れは結局のところはかなくも消え去るのかと落胆への心模様の変化をあいつ自身感じ取らない訳にはいかなった。それでもあいつはやめなかった。決してあいつはあきらめる事なくチラシをあるゆるブースを前を通る人々に手渡そうとした。
そしてようやく分かる。配り続けようやくあいつはそのチラシの配り方の要領を掴み始めるのだ。それは。と言うのもあいつと同じようにチラシ配りを行っている横のブースの人物の動きを一部始終観察することに始まった。あいつ自身チラシ配りを行いながらも横のブースで同じように通る人々にチラシを手渡しているその綺麗なお嬢様の仕草をいやらしい目つき、横目で足のつま先から長い髪の毛のてっぺんまで眺める事に始まった。というのもあいつより配る量が多い。あいつが手渡せなった人物にまでその綺麗なお姉さまは確実に渡している。それで早速先ずは真似に始まる。麗しきお姉さまの真似をし始めた訳だ。チラシの持ち方。呼吸のタイミング。環境展だ。なるべくCO2は排出したくはない。足の運び。手の動かし方。体の重心移動。髪の毛の流れ方。何もかも真似しようとした。当然ながらあいつ、おっさんの仕草は女らしくなったのは書くまでもない。だが次第に効果が現れ始める。郷に入れば郷に従えだ。いやらしいおっさんの仕草は何と効果を発揮始めのだ。
展示会は合計3日間だったのだが2日目の午後よりその変化は現れた。それ以前に配っていた量より格段と枚数が増加し始める。要領を得るとより一層磨きをかける。そして2日目夕方には以前の2倍以上手渡せるようになる。あいつは何とかチラシ配りの要領たるものをある程度得ることができた訳だ。それではその要領の内容を掻い摘んで(かいつまんで)書くと常にあいつの顔はニタニタ笑顔だ。決して薄気味悪くひきつっていようといつも目尻を下げ口端を上げ笑った表情でいる。通る人と目を合わせようとする。できるだけ目を目を合わせそれも表情は笑顔。通る方の前に優しくチラシを差し出しなかなか引っ込めず差し出したチラシは歩かれる速度に合わせ移動する。なるべく長い時間配る対象の方の前に存在するようにする。その際は明るく「火を使わない乾燥機で~す。」と女性らしく声を掛ける。あいつはおっさんながら見本は若い美しいお姉さまだ。当然そのなる。その上体の仕草も女らしく優しさと気品に満ちた美しさを追求したのも書くまでもないだろう。お陰さまでその効果は抜群であった。あっという間に以前の2倍は手渡せるようになり合計は300枚程度は手渡せたと思われる。
だが最終目的であった名刺交換の数は僅かであった。合計30枚程度。展示来場者数が3日間合計181,140人なのであるから厳しい数字と言える。実際は名刺交換の数ではなくその中身であるのは重々承知している。展示会終了後帰福後即座に展示会でお会いした方から喜ばしい事に上京するよう要請があったのは出展が決して無意味でなかったのを証明しているだろう。
閑話休題。
今年2010年は前半と後半では全く異なる年となった。前半は乾燥機開発に明け暮れた。仕事量が少ないのもあったがお客様からお預かりした乾燥のサンプルでテストを繰り返しながら試行錯誤で乾燥機を改良する。何度も作り変えその度にサンプルを投入しテストを繰り返す。その連続であった。いよいよ火を使わない乾燥機「何でも乾くん」開発に至る。
そして後半。この後半の動きはとても過去経験がない程騒がしかった。前半と「静」とすると後半は「動」と言えるであろう。新聞掲載。いよいよ乾燥機製作5年目で「何でも乾くん」開発。乾燥テストを有料化に。乾燥テストは有料化後もたくさんのご依頼が。拡販プロジェクト採択される。4つの展示会出展。大人数前でのプレゼンテーション実施。何と言っても受注が活発に。既に手に負えない状況に至る。受注内容には「何でも乾くん」も入る。工場増員。見習い1名。職人1名。
しかしだこれだけはこれからも変化がない。変わらない。有機廃棄物、廃棄物系バイオマス、未利用バイオマスの燃料化だ。資源リサイクル社会、持続可能循環形社会形成であり地球温暖化防止、地域産業の発展に貢献できれば幸いであり今後この地球上に生まれ来る子孫のためにも環境破壊に繋がる化石燃料、原子力の代替燃料の確立であり我が国日本の資源自給率の増加だ。
日本国内のエネルギー自給率は何と4%。化石燃料と原子力に殆ど頼っている。石油の中東依存度は増加しているがその化石燃料はいずれ枯渇しなくなる。世界的に資源争奪は激しさを増しGTL、オイルサンド、シェールガス、次世代石炭火力IGCCと資源開発は進むがいずれも化石燃料。日本国内ではメタンハイドレートが今後開発されるであろうが環境面、コスト面からはどうであろうか。
化石燃料は有害ガスNOX、SOXを排出し酸性雨の原因そして呼吸器疾患を引き起こす。化石燃料が排出する地球温暖化ガスCO2により気温が上がれば将来84万人が死亡とCOP16で発表された。温暖化により氷は溶け、砂漠化は進み南極の熊の生活は一体どうなるのだろうか。
それであればCO2排出の少ない原子力だと言われるが常に放射能漏れの危険と隣合わせであり核燃料リサイクルの確立は遅れ、核廃棄物の最終処分場所は未だに決まっていない。
太陽の恵みで育まれた再生可能エネルギーはどうであろう。それも光合成の力で成り立つバイオマスの利活用は如何であろう。CO2を吸収し炭素が固定されるバイオマスは燃やしCO2排出したとしてもカーボンニュートラルで地球温暖化ガスCO2は増加しない。資源使い捨て社会から資源リサイクル社会への変換を図り持続可能循環形社会形成を目指せる。バイオマス利活用用途は幅広く新エネルギーで唯一石油に代わるバイオリファイナリーと言われている。
水分率が多い廃棄物系バイオママス、未利用バイオマスは乾燥させすれば燃料となり得る。それも排熱、余った蒸気を利用した低温乾燥であればバイオマス原料内の有機物の揮発は最小限に抑えられコスト、CO2削減に繋がる。乾燥さえすれば燃料として使える。
林地残材、放竹、家畜糞尿、粕、生ごみ、汚泥いずれも余った蒸気さえあれば低温乾燥で有機分が大気に放たれることなく乾燥され燃料化ができる。
そして来年だが。既に決定事項としては新たなる乾燥機の開発。大人数を前にしてでのプレゼンテーション、講演が2件が決定している。
何にしても先ずは行動であり当たって砕けろであり常に変化、変身であろう。自分自身が融通無碍であり見栄へっぱりを張らず威張らず謙虚で教えてもらいながら常に先ずは行動する。これからもそれは変わらない。本日のUSTで発言したが本日の日経新聞に掲載された東芝会長のコラムでの21世紀は従来の経済成長一辺倒の時代ではなく「地球環境の保全」「資源確保」も背負う時代との内容には非常に共感を覚えた。
今年2010年最後12月31日の青二才バイオマスゲリラセミナ~の様子。バイオディーゼル燃料BDFの特徴。
今年1年お世話になりました。来年も宜しくお願い致します。どうぞよいお年をお迎え下さい。
それでは股です。
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